皆さん、香水サシェは何かご存じですか?
サシェとは、フランス語で「香り袋」という意味です。
香水サシェは、布の袋の中に香水を染み込ませたものなどを入れ、中身は出さずに袋のまま使用し、ほのかな香りを長く楽しめるフレグランスアイテム。
クローゼットや、玄関、車、持ち運んで香りを楽しんだりと色々な活用方法があるようです。
そんな、香水サシェですが、良くないと噂されているとか。
なぜそのように言われるのか、その理由と対処法、代わりになるものはないかを見ていきます。
今回は、香水サシェが良くないと言われる理由!対処法や代わりとなるものは?
をお届けします。
是非最後までご覧ください。
目次
香水サシェが良くないと言われる理由4選とそれぞれの対処法!
なぜ、香水サシェが良くないと言われるのでしょうか?
そして、対処法はどのようなものか見ていきましょう。
- 香りの強さがばらつく
- 香りの持続時間が短い
- 衣類にシミが付く可能性がある
- コストがかかる
以上の事が、香水サシェが良くないとされている理由のようです。
では、もう少し詳しく、対処法とともに見ていきましょう。
サシェ良くない理由①香りの強さがばらつく
サシェに香水ふっかけたらむせるほど強い香りが(^O^)部屋ん中いい匂いのはずが逆に鼻いたいよ
— 苺Alice🎀壱番街いちこ (@471CM) April 9, 2012
ギャリーさんの香水、サシェ袋(室温25度)だと柔らかく香るが風呂(水温39度)ではスパイシーに香る
おそらく肌の体温の高い人ほどスパイシーな香りに変わる— Mec: (みこころ) (@MecocoroColon) September 7, 2023
香水サシェが良くないと言われる一つ目の理由は、香りの強さがばらつく事です。
簡単に言えば、広い空間にいれば香りは弱くなり、狭い場所にいると香りが強くなります。
香水サシェは香りの拡散範囲が限定されてしまうという事です。
香りの濃度はその製品によって違いますが、5%から20%の範囲で香料濃度が変わることがあり、その香りが強い場合、人によっては香害だと感じる方もいるかもしれません。
対処法としては、香りの濃度を調節できる製品を自分で見つけるしかありません。
ディフューザーや、自然由来成分のもの、香りが弱いものなどを使用すれば周囲に迷惑をかける事もないでしょう。
サシェ良くない理由②香りの持続時間が短い
おかげ横丁で買ったサシェを箪笥に入れてたら服や下着からほんのり良い香りがしてちょっと幸せ…(´Θ`*)ただし持続時間は短いw
— りさりさ (@risarisax) September 20, 2018
二つ目は、香りの持続時間が短い事。
平均の香水サシェの持続時間は、約6~12時間程度、最長で、2~3日間が限界と言われています。
長時間香りを楽しみたい方には少し不向きかもしれません。
対処法としては、持続時間が長いものを選ぶしかありません。
エッセンシャルオイル(植物から抽出した天然の香料)や、高品質のスプレータイプの香水は比較的持続時間が長いです。
エッセンシャルオイルの場合、香りは平均して24時間から数日間持続するのが一般的。
そして、高品質なスプレータイプの香水は、香りが1週間以上持続します。
香水サシェの代替えに使うことで、長時間香りを楽しむ事が出来たり、定期的な交換の頻度を減らす事もできるのです。
サシェ良くない理由③衣類にシミが付く可能性がある
そして三つ目は、衣類にシミが付く可能性がある事。
香水は、肌に付ける為に作られている為、服に使用するとシミの原因となってしまいます。
特にシミが付きやすいと言われているのが、淡色の衣類、デリケートな素材の物で最悪の場合、除去ができないので注意が必要です。
シミが付く確率は、30%以上と言われています。
対処法としては、香水サシェを直接衣服に触れさせない事。
衣類と離して置いたり、どうしても服に直接置きたい場合は、間に布などを挟みましょう。
香りを楽しみたいが為に、大切な衣類にシミが付いてしまっては本末転倒ですよね。
しっかり衣類を保護した上で、香りを楽しんでください。
サシェ良くない理由④コストがかかる
四つ目は、コストがかかる事。
先程お伝えしたように、香水サシェは持続時間が短く、頻繁に交換する必要があります。
その為、どうしても材料費が余分にかかってしまうのです。
対処法としては、リフィル(詰め替え)可能な香水、ディフューザー、香り付きキャンドルに代替えする事。
初期投資は必要ですが、香りの持続時間も長く、長期使用出来ると考えると、頻繁に交換する香水サシェに比べると経済的です。
香水サシェと香水を肌につけることの違いは?
最近、肌がかぶれてしまうことが続き、大好きな香水が思うように楽しめない😣💦ヒリヒリしたらどうしよう…と慎重に。。
が、そこはフレグランスキャンドル🕯やムエット、サシェで楽しんでる❣️玄関やクローゼットにつり下げてスンスンするのおすすめ✨ pic.twitter.com/9QpKTx0ZlY— 香水日和®︎|フレグランスライター (@kousuibiyori) September 30, 2020
香水サシェと香水を肌につけることの違いはなんでしょうか?
二つの違いについて詳しく見ていきましょう。
◾️香水サシェの場合
- 均一な香り:体温の影響を受けない為、香りの変化が均一で、一定の香りを持続的に拡散
- 香りの持続性:直接肌に付ける香水と比べ、持続期間が短く、香りは時間とともに弱まる
- 肌への影響がない:直接肌に触れない為、肌への影響が軽減
- 限定された空間:限定された空間での使用となる為、香りはその特定の空間に限定される
◾️香水を肌につける場合
- 体温の影響:人の肌に直接香水を付ける事で、体温で香りが温められ香りの成分が拡散
- 香りの持続性:肌に直接香水を付けると、肌の油分で香水の蒸発を遅らせ香りが徐々に拡散
- 香りの変化:香水は肌でトップノート、ミドルノート、ラストノートと変化していき、時間の経過とともに、香りの変化を楽しめる
どちらにもメリット、デメリットがあり、目的によって使い分けるのがオススメです。
サシェは香水じゃなくてもいい?どんなものがある?
サシェは香水でなくても、別の物でサシェをカルタマイズする事が可能です。
- ドライフラワー・ハーブ
- エッセンシャルオイル
- 香りビーズ・ジェル
- 石鹸
- コーヒー豆
ドライフラワー・ハーブ:自然素材で穏やかな香りを楽しめ、ラベンダーなどを使って寝室に置けば睡眠の質を向上させオススメ
エッセンシャルオイル:木片やコットンボール、米、塩にエッセンシャルオイルを数滴たらして使用し、香りの強度も調節可能
香りビーズ・ジェル:ドラッグストアなどに売っているビーズ・ジェルは、量も調節でき、香りも長時間持続
石鹸:好きな香りの石鹸を使用すれば、香りの持続時間も長く、揉み込む事で香りの再活性化が可能
コーヒー豆:下駄箱、冷蔵庫など様々なシーンで活躍し、コーヒーの香りを楽しむ事ができ、更に脱臭・消臭効果も
サシェは、自分の好みで使い分けできるので、様々なサシェを作ってみるのも楽しみの一つです。
是非、試してみてくださいね。
香水サシェの代わりになるものはある?
香水サシェの代わりになるものはあるのでしょうか?
「香水を使用しないから香水サシェが作れない」という方もいますよね。
そんな方に、香水サシェの代わりになるものを紹介!!
- ポプリ
- アロマストーン
- リードディフューザー
では、どのようなものか詳しく見ていきましょう。
①ポプリ
ポプリには、ドライポプリとモイストパプリがあります。
ドライポプリは、花を乾燥させてオイルで香り付けをします。
香りの持続期間は、数ヶ月から1年ほど。
香りが弱まったら、エッセンシャルオイルやアロマオイルで香り付けをする事が可能です。
モイストポプリは半乾きの花と塩とを混ぜて熟成させ香り付けをします。
モイストポプリは、保存に適したつくりで、何年も香りが持続してくれる為、基本的にオイルによる香りの継ぎ足しをしません。
常に強く香りを広げたい方はドライポプリ、手間を省き長く香りを楽しみたい方はモイストポプリがオススメ。
透明のガラス瓶に入れる事で、インテリアとしても楽しめ、オシャレな雰囲気にしてくれますよ。
②アロマストーン
アロマストーンは、アロマオイル、エッセンシャルオイルを垂らし香りを楽しむもの。
電気や火を使わないので手軽に出来るのが特徴。
サシェ袋に入れて持ち運んだり、そのままインテリアとして香りを楽しんだりする事が出来ます。
オイルは、ほのかに広がり穏やかに香る為、強めの香りが好みでない方に最適。
寝室にはジャスミンやラベンダーなどのオイルを使用してリラックス、デスクには、ユーカリやレモンなどのオイルを使ってリフレッシュと、使う場所やシーンを選ばないので大変便利です。
③リードディフューザー
リードディフューザーとは、アロマオイルを使って部屋に香りを広げるアイテム。
ガラス瓶などに入ったアロマオイルにスティックを挿し、そのスティックに吸い上げられたオイルが気化し、部屋中にふんわりと香りが広がります。
使用するリードディフューザーや環境によって持続時間は異なりますが、一般的に2〜4ヶ月ほど持つと言われています。
スティックを何本挿すかによって、香りの強弱をコントロールすることができ便利です。
様々な部屋で使用でき、インテリアとしてもオシャレです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、香水サシェが良くないと言われる理由!対処法や代わりとなるものは?
をお届けしました。
香水サシェが良くないと言われる理由はこちらでした。
- 香りの強さがばらつく
- 香りの持続時間が短い
- 衣類にシミが付く可能性がある
- コストがかかる
そして対処法や代わりとなるものはこちらです。
◾️対処法
- ドライフラワー・ハーブ
- エッセンシャルオイル
- 香りビーズ・ジェル
- 石鹸
- コーヒー豆
◾️代わりとなるもの
- ポプリ
- アロマストーン
- リードディフューザー
これらを参考にして、使う目的や、場所によって好ましいものを選んでくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。