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寝香水翌日に別香水つけてOK?寝る前どこにつけるべきかデメリットも解説!

香水
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安眠促進などさまざまな効果が期待される「寝香水」をご存じですか?

香水は日中や夜の外出時につけるイメージがありますが、寝香水は寝る前につけて、就寝時や起床時に香りを楽しむものです。

「寝香水」と聞くと、マリリンモンローの有名なエピソードから、官能的で華やかなイメージを持つ人もいるかもしれません。

しかし、寝香水はさして特別なものではなく、誰でも手軽に安眠効果を高められます。

また、寝香水の香りが翌朝まで残ることもあるでしょう。

では、翌日は寝香水と別の香水を使う予定だったのに香りがまだ残っている、という場合はどうしていますか?

寝香水とは別の香水をつけますか?

それとも、同じ香水をつけますか?

あるいは、翌日は香水をつけない?

今回は寝香水について深掘りしていこうと思います!

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寝香水の匂いが残っていても翌日別の香水つけてOK?

Woman Sleeping on a Bed with a White Blanket

寝香水に使用した香水と翌日のデイタイムに使う予定の香水が同じものなら、何の問題もありませんよね。

しかし、寝香水とは別の香水を使いたいという場合、匂いが混ざらないか気になります。

翌日に寝香水と違う香水をつけてOKかどうかは、好みや許容に個人差があるため、正解はありません。

まず、翌日に使う香水が寝香水と香りの系統が似ていれば無難です。

シングルノートではない限り、香水のほとんどが「トップ・ミドル・ラスト」と香りのノートが変化します。

平均的な睡眠時間を考慮すると、翌朝は既に香りが消えているか、ラストノートが残っていることになります。

例えばラストノートがウッディ系なら、翌日つける香水もウッディ系。

寝香水のラストノートがフローラルなら、翌日もフローラル系の香水。

といったように、別の香水でも系統を似せれば、特に違和感がないでしょう。

また、起床時に匂いが残っていたとしても、その段階ですでにラストノートの後半となることが多いため、別の香水と混ざる時間が長くないと考えれば、そこまで気にならないのでは?

昨今の「レイヤリング」や「コンバイニング」といった、全く違う香りの香水を重ねづけする楽しみ方と似たようなものとして、個人的にはアリと思っています。

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翌日に寝香水の匂いが残らない方法は?

練り香水

寝香水と翌日の香水を完全に分けたいという人が香りを翌朝に残さないためには、持続時間の短い香水を使用することです。

香水には「賦香率」という、使用する香料の割合から香りの濃度などを示す数値があり、それに伴い持続時間も4種類に分けられます。

  • パルファム:5~7時間
  • オードパルファム:3~5時間
  • オードトワレ:2~4時間
  • オーデコロン:1~2時間

翌日に香りを残さないためには、睡眠時間内に香りが飛ぶオーデコロンやオードトワレが適しているでしょう。

また、香りの持続時間がオーデコロンと同等かそれ以下のボディミストやボディスプレーでも良いかもしれませんね。

練り香水も、1~3時間程度と香りの持続性が短めなので、翌日まで香りが残ることはないと思います。

賦香率の数値は、あくまでも目安です。

香水によってはオードトワレでもパルファム並みに香りが長持ちすることもあれば、オードパルファムでもあまり香りが持続しないことも。

自分の肌との相性(持続性など)を把握し、臨機応変に香水を選べるといいですね。

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寝香水の付け方は?どこにつけるべき?

香水を首筋にプッシュ

寝香水を楽しむには、どこにつけるのがベストなのでしょうか?

香り立ちの強弱には好みがあるため明確な正解はなく、好きなところにつければ良いと思います。

寝香水は誰にも迷惑をかけずパーソナルで楽しめるもの。

通常のデイリーで使用する際には避けた方が良いとされる、うなじや胸元、耳裏など、顔に近い上半身につけると香りをしっかり味わえますよ。

就寝時、横になった状態で読書やスマホを使う人には、手首もオススメ。

顔の近くでページをめくったり、スマホを操作するたびにフワッと香り、自然と眠気を誘います。

布地のシミには注意が必要ですが、寝具につけるのも一般的。

ちなみに、私の場合、手首と直接顔に触れない枕の両端につけて寝香水を楽しんでいます。

香りが足りなく感じるときは、胸元や首筋に追加でプッシュすることも。

日中は周りの迷惑にならないよう、香水を下半身につけるなど配慮が必要ですが、寝香水なら好きな香りを好きな部位につけてもOKです!

他にも寝香水のつけ方にポイントがあります。

香水をつける量やタイミングです。

詳しく見ていきましょう。

香水をつける量は?

香水とキャンドル

寝香水の際つける香水の量は、香り立ちの好みにかなり個人差があるため、正解はありません。

慣れてくると、つける部位や量、タイミングに応じて、手持ちの香水の香り方を把握できるので、まずは少量から試してみてはいかがでしょうか?

誰にも迷惑をかけずにすむ寝香水だからこそ、失敗を繰り返しながら香水の種類に応じた適量を見つけることができますよ。

寝具やパジャマなど布地に香水をつける場合はシミや変色を考慮し、同じ箇所に何プッシュもしない方が良いでしょう。

翌日に寝香水の香りを残したくない場合も、つける量で調節できますね。

また、後述のデメリットにも繋がる要素として、選ぶ香水やその量によって、寝付きにくくなることも。

強い香りの香水や、清涼感のある香料を使用した香水は、自律神経が活性化され、眠りが浅くなることがあります。

とはいえ、寝香水に使用する香水は好きな香りが一番のリラックスに繋がると思うので、つける量を加減しながら試してみると良いでしょう。

香水をつけるタイミングは?

就寝前のリラックスタイム

さて、香水をどこにつけるか、どのくらいつけるか、という疑問がクリアになれば、次は「いつつけるか?」が気になりますよね。

寝る直前なのか、それとももっと早い方が良いのか…

一般的には、就寝1時間前がベストと言われています。

香水はトップ、ミドル、ラストと段階的に香りが変化し、つけ立てのトップノートは香りが最も強く感じることがあるため、睡眠の妨げになると考えられるからです。

寝る1時間前につけることで、就寝時にはミドル以降の穏やかな香りに変化したタイミングと重なり、リラックスした状態で入眠できます。

寝香水の香りを翌日まで残したくない人は、さらに早いタイミングでつけることがより適していることもあるかもしれません。

また、主観ではありますが、香り方の好みや香水の種類によっては、就寝1時間前につけることが、必ずしも最善ではないと思っています。

個人的なことで言えば、香水のミドルやラストよりもトップノートの香りが一番好きだからです。

私は寝る直前につけて、つけ立ての強めの香りを入眠まで楽しんでいます。

お気に入りの香水で色々試し、自分にとってのベストを探ることも大切ではないでしょうか?

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寝香水を使用するメリットデメリットは?

メリット&デメリット

寝香水にはさまざまな利点があると、近年注目を集めています。

具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか?

また、寝香水の落とし穴などもあるのでしょうか?

ここからは、寝香水を使用することのメリットとデメリット、それぞれ3つずつご紹介します。

メリット①睡眠の質が高くなる
メリット②気持ちを切り替えられる
メリット③次の日に好きな香りに包まれている
デメリット①強い香り・つけるタイミングを誤ると眠れなくなるかも
デメリット②匂いが混ざる可能性
デメリット③肌トラブルが起きる可能性

それでは一つずつ、詳しく見ていきましょう。

メリット①睡眠の質が高くなる

自律神経の働き

寝香水が睡眠の質を高める、とは良く耳にするものの、具体的にはどういうことなのか理解していない人も多いのではありませんか?

なぜ香水をつけて寝ることが、良質な睡眠に繋がるのでしょうか?

人は好きな香りを嗅ぐと、自然と呼吸が深くなるそうです。

現代人は忙しなく日常生活を過ごす中、無意識に呼吸が浅くなり、自律神経が乱れていることが多いとのこと。

深い呼吸は、体の機能を調整する「自律神経」の乱れを整える効果があり、夜寝るときの「副交感神経」の働きを優位に導いてくれます。

また、好きな香りで深呼吸することは、日中に活動し優位に働いた「交感神経」を静めます。

副交感神経が優位に働くことで、日常生活の疲れや緊張を解き、心身を落ち着かせてくれるのです。

夜寝るときの「副交感神経」が優位に働くということは、睡眠の質を高めることに繋がります。

寝香水を習慣にすると、香りと睡眠の関連付けが強まり、副交感神経を優位にすることをよりスムーズにし、心理的にも入眠しやすくなるでしょう。

メリット②気持ちを切り替えられる

PC作業

寝香水によって気持ちを切り替えられるとはどういうことでしょうか?

近年の働き方の変化により、リモートワークなど自宅で過ごす時間が長くなり、睡眠スイッチのオンオフを切り替えにくくなっていると言います。

そのことは、自律神経の乱れに繋がる要因でもあるのです。

就寝前の習慣として寝香水を取り入れることで、脳や心を活動モードから休息モードへのスムーズな切り替えを促進してくれます。

また、日中と就寝時に使う香水を変えることで、気持ちが切り替えやすくなることもあるでしょう。

日中にまとう香水には、周りの人への配慮が必要になり、TPOで邪魔にならない香りを選ばなければなりません。

好きな香水が、強い香りであったり個性的であったりすると、なかなかデイリー使いができないものです。

日中は、職場や学校、公共交通機関などで迷惑にならない香水を。

寝香水には、TPOを気にすることなく、自分が一番まといたい大好きな香水を使えば、オンオフがよりスムーズに切り替わるでしょう。

メリット③次の日に好きな香りに包まれている

ベッドで横たわる女性

夜つけた香水は、寝ている間に体や寝具に香りが馴染み、寝返りなどで香りが拡散され、朝を迎える頃には柔らかな香りに包まれて目覚めることになるでしょう。

また、翌日まで残っている香りは、そのままその日に活かせます。

朝香水をつけるベストタイミングは、家を出発する30分前と言われていますよね。

家を出る直前につけると、つけ立てやトップノートの香り立ちは強いため、周りの人の迷惑となり「香害」に発展することもあるからです。

しかし朝の慌ただしいときに、香水をつける時間を気にする余裕がない人は多いのではないでしょうか。

前日の寝香水でつけた香水なら、時間の経過とともに柔らかい香りに変化し、翌日もさりげなくほのかに香らせることができます。

「香水を夜つけて翌日に活かす」というこの方法は、量の加減が難しいと感じる香水初心者の方にもオススメです。

デメリット①強い香り・つけるタイミング誤ると眠れなくなるかも

Mint and lime

寝香水最大のメリットといっても過言ではないのが「リラクゼーション効果」です。

その効果によって、人は良質な睡眠を得られます。

良質な睡眠をもたらすのが、嗅覚から脳へとダイレクトに働く香料の作用と言えるでしょう。

アロマテラピーの観点からもわかるとおり、香りにはそれぞれ効能があります。

前述のメリットとしてお伝えしたとおり、睡眠の質を高めるのは、副交感神経を優位にすることでしたね。

寝香水はそのための最適な手段ですが、実は交感神経に作用する香りによってリフレッシュ効果を促し、眠りを妨げる場合もあるのです。

リラックス効果:ラベンダー、サンダルウッド、ジャスミン、カモミール、イランイラン、ヒノキなど
リフレッシュ効果:ミント、レモン、ライム、オレンジ、ユーカリ、ローズマリーなど

男性向けの香水に多く見られる、キリっとしたシトラスの清涼感溢れる香りや、スパイシー系などは、寝香水には不向きと言えるかもしれません。

実際私は最近まで、寝香水にライムやハーブが強く香る香水を使用していました。

確かに、別の香水を使用するときよりも若干入眠がスムーズではない実感があったものです。

それでも、好きな香りを寝る前につける幸せな気持ちを優先して使い続け、寝香水を存分に楽しめましたよ。

このように、好きな香水に使用している素材が、交感神経を活発にしてしまうこともあります。

しかしここはデメリット返上したいところ。

そのためには、香水をつけるタイミングを1時間以上早めましょう。

どんなにシトラスやミントが強く香る香水でも、ミドル以降は穏やかで落ち着きのある香りに変化していくものです。

この対処法により、就寝時はミドルノートへと香りが変化しており、入眠を妨げることもないと思いますよ。

デメリット②匂いが混ざる可能性

シャワー

夜につける香水の種類やタイミングによっては朝まで香りが残り、翌日つける香水に影響が出てしまうこともあるでしょう。

朝まで残った香りをどう捉えるかは人それぞれ。

匂いが混ざるデメリットをメリットにかえてみてはいかがでしょうか?

前述したように、朝まで残った香りとこれからの一日に向けてまとう香水を「重ねづけ」として楽しむのも一つの手。

その際、すでに残っている香りを考慮し、朝つける香水の分量を単体で使用するときよりも少なめにすると良いでしょう。

寝香水と翌日の香りを完全に分けたい場合は、シャワーを浴びて一旦香りをリセットすることです。

TPOを気にせず心から好きな香水を楽しめるのは、自宅にいるときだけ。

それも、家族やペットと同居していれば、個室で過ごすときや寝るときなど限られてしまいます。

唯一好きな香りが楽しめる寝香水を、翌日に使う香水とのバランスや、TPOを意識して選ばなければならないことは、寝香水のハードルを上げることにもなりかねません。

「重ねづけの一環」あるいは「シャワーでリセット」で対処することは、寝香水のハードルを上げず、デメリットを回避できるのではないでしょうか。

デメリット③肌トラブルが起きる可能性

ベッドと本とガーランド

日頃からデイリー使いしている香水なら、自分の肌との相性を把握していることでしょう。

しかし、寝香水として使うことで肌荒れなどトラブルが起きる可能性があると言います。

普段使っている香水なのに、なぜ寝香水で使うと肌に影響を及ぼすのでしょうか?

寝香水の際、香水を直接肌につけず、寝具やパジャマなどにつけた場合に起こり得るようです。

枕やシーツ、ベッドカバーなどの寝具やパジャマの布地は、寝ている間の汗を吸い込んでいます。

吸収した汗と香水が混ざり、それが肌に触れることでトラブルに繋がるのです。

寝具やパジャマをこまめに洗濯することである程度は防げるでしょう。

寝具に直接香水をつける際の注意点としては、顔や体が触れる部分を避けること。

直接肌が触れない端につけることを心掛けると良いですね。

また、日中の使用には響かないのに寝香水で肌トラブルが起きる可能性として、2点加えます。

  • エアコンの使用など寝室の乾燥によって、香水のアルコールがさらなる乾燥を促し、肌へのかゆみに繋がる
  • 夜間の就寝時は、皮膚の再生や修復が活発になる時間であり、その過程で肌が敏感になり、日中よりも香水に反応しやすくなる

いずれもレアケースだと思いますが、頭の片隅に置いておくと良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、香水翌日に別香水つけてOK?寝る前どこにつけるべきかデメリットも解説!

をお届けしました。

寝る前につける寝香水は、香りのTPOを気にせず心から好きな香水を楽しめる唯一無二の環境です。

難しいことを考えて寝香水のハードルを上げてしまうよりも、とにかく試していけば自分のベストがわかり、気軽に楽しめるようになるでしょう。

香水をつける「場所」や「量」、「タイミング」次第で香りの強弱や持続時間のコントロールができることも、この記事でおわかりいただけたと思います。

寝香水の香りが翌日に残ったときの対処法はこちら。

  • さりげない香りをそのまま活かす
  • 香りを残したまま別の香水と重ねづけ
  • シャワーでリセットして別の香水をつける

好みや生活スタイルに応じて選んでみてはいかがでしょうか?

これから寝香水を始める人、すでに取り入れている人のさらなるアシストとして、この記事がお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。