保育園に通いだしてから、「なんだかこの保育園は合わないな…」と感じる人もいるのではないでしょうか。
そのような思いから転園を考える人も少なくありません。
しかし、保育園が合わないという理由だけで転園しても良いのか悩む人も多いですよね。
そこで今回の記事では、保育園の転園理由が園に合わないからというのは大丈夫なのかを解説していきます。
保育園の転園理由が園に合わないからは大丈夫?
「通っている保育園がなんだか合わない」という理由で転園を考える人もいますよね。
しかし、そのような理由だけで転園することは可能なのか気になる人もいるようです。
園に合わないから転園を考えている保護者の声
【ちょい愚痴失礼】
保育園、先生は大好きなんだけど運営方針が合わないから転園希望出す!
見学行った時の話と違いすぎてしまって、でも別にそれに文句言う気は無い(正確には伝えても無駄だと思うから言わない)ので黙って去るというのが正解な気がする。— かるび🍖ゆるおうち英語 (@MOGUMOGUMOggg) April 22, 2022
やっぱり今の保育園なんだか合わないよ〜〜〜かといってようやく慣れてきたのに転園するのも娘が可哀想だよなあ。でもなんかこれから何かあった時にやっぱりあのとき転園すれば、、ってなりたくないしな〜うーんうーん
— 海 (@______ium) May 30, 2022
このように保育園が合わず、転園を考えている人が多いようです。
しかし、子どものことを考えると「せっかく慣れてきたのにかわいそうかな…」と悩む人もいます。
実際に転園は可能?
保育園が合わないという理由での転園は可能です。
保育園の転園手続きでは転園したい理由を聞かれることはなく、退園届を出してから自治体に新しい保育園の申請をする形となります。
なので条件さえしっかり確認しておけば、転園自体は可能ということになります。
保育園に合わない!具体的にはどんな理由がある?
通っている保育園が合わないと感じる理由は以下のようなものがあります。
園に合わない理由① 先生関係
担任の先生とのコミュニケーションが上手くいかなかったり、子どもの様子をあまり伝えてくれなかったりすると不安になりますよね。
他にも子どもへの対応が気に入らない時や、保護者対応がしっかりとされない場合も転園したいと考えてしまいます。
園に合わない理由② 園の仕組みや内部事情
保育園のルールや準備物、遊びの内容などが子どもに合っていない場合もあります。
「活発な子どもなのにお勉強中心の保育で子どもに合っていないかも…」など、子どもの性格に合っていない場合転園を考えます。
また、仕事の都合で時間がなかなか取れない人もいる中、朝の準備が大変といった理由で準備が楽な保育園を探す人もいます。
保育理念や保育内容、その他さまざまな理由が転園を考えるきっかけとなります。
園に合わない理由③ 子どもの友達関係
子どもが帰宅してから、「今日はお友だちとケンカをしてしまった」など、トラブルがあったことを話す時がありますよね。
そのようなことが続いて、「保育園に行きたくない…」となることがあります。
保育園には様々な性格の子どもが通っています。
全員が仲良く遊べると良いのですが、子どもが大勢集まるとトラブルも起きてしまうものです。
保育園に行きたくない程のストレスを感じてしまうのであれば、転園を考える必要があります。
保育園を転園したら子どもがかわいそう?影響は?
親の都合で転園をする場合、「子どもがかわいそう?」と悩む人も多いですよね。
ここではそのような悩みについて解説します。
3~4歳児までは馴染むのが早い!
子どもが3~4歳児クラスになるまでは、転園しても比較的新しい保育園に慣れるのが早いです。
乳児の場合はまだ一人遊びが多く、友だちと一緒に遊ぶというよりも保育士との関わりが主になってきます。
そのため、新しい保育園に行ってもその場所にさえ慣れてしまえば、楽しく園生活を送ることができます。
5歳児になると友達が多くなるので相談しよう!
5歳児になるとすでに仲間関係が出来上がっていることが多く、転園をする時に悲しい思いをしてしまう可能性があります。
保育園生活は子どもの気持ちが第一です。
子ども自身の気持ちを確認して、転園をしても良いか相談するようにしましょう。
とはいえ保育園の転園は慎重に!
保育園を転園する時は、自治体を通して新しい保育園に転園申請をするとともに、通っている保育園に退園届を提出します。
転園先の空き状況を確認せずに退園届を出すことは絶対にやめた方が良いです。
また、転園するにあたって以下のような注意点があります。
転園が難しい理由① 待機児童の多さ
どの地域の自治体も待機児童問題がありますよね。
そのため、転園したいけれど転園先の空きがないという状況も出てくることがあります。
まずは転園先に空きがあるかどうか自治体に相談してみましょう。
転園が難しい理由② 保育士が足りていない
保育園では、子どもの年齢によって保育士一人に対しての子どもの人数が決まっています。
なので、転園先の保育園にいる保育士の人数が少ないと、必然的に受け入れられる子どもの人数も少なくなります。
転園を決める時には、転園先の定員や保育士の数など確認しておくと良いでしょう。
転園しやすい時期としにくい時期がある?
一般的に多くの会社が人事異動を行う9月~10月頃は、転勤などで引っ越す人が多いため保育園の空きが出やすいです。
また、5月も実は狙い目です。
4月の時点では新入園児がまだ慣れていないため、定員を少なく設定している場合があります。
なので5月になると追加で園児を募集することがあり、転園や途中入園には最適な時期といえるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、保育園が合わないという理由で転園が可能なのかを解説しました。
- 保育園が合わないという理由での転園は可能
- 先生や保育園の方針が合わないという理由で転園を考える人が多い
- 転園をする時はなるべく年齢が小さいうちにする
- 保育士不足や待機児童の多さから転園が難しい場合もある
- 転園しやすい時期は5月、9~10月あたり
子どもにとって転園するのが良いのかそのまま通い続けるのが良いのか。
親は転園させたいと思っていても、子どもはそうでない場合もあります。
転園をする前に子どもの気持ちをしっかりと考えて行動するようにしましょう。