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ブルガリブラック廃盤理由は？似た香りの香水7選や新品は手に入るか解説！

香水
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ブルガリ「ブラック」と言えば、一見して香水とはわからない、武骨とも都会的とも言えるボトルデザインが印象的。

そして甘さと渋みの調和が素晴らしい唯一無二の香りは、一度まとったら忘れられないと言われ、ファンを魅了し続けています。

しかし、ブルガリブラックはすでに廃盤となり、手に入れにくく困っているという、長年の愛用者も多いのではないでしょうか？

メンズ向け香水ではあるものの、その魅力的な香りが人気で男女問わず愛されているブラックがなぜ廃盤なのか理由が気になるところです。

今回はブルガリブラックファンに向けて、廃盤理由を調査し似た香りの香水をご紹介していきたいと思います。

是非最後までご覧ください！

 

ブルガリブラックの廃盤はなぜ？理由は？

SNSを除くと、ブルガリブラックの廃盤を惜しむ声が非常に多くあります。

ブラックの代わりとなる香水を探している人も多くいらっしゃいました。

人気の高い香水の廃盤はなぜなのか気になりますが、ブルガリ公式からも廃盤の理由は発表されていませんでした。

日本国内で廃盤となった後、しばらくは海外では手に入れられたようですが、現在はどの国で購入ができるのかは明らかにされていません。

在庫があるうちは、ネットショップなどで購入が可能ですが、価格が高騰し簡単には買えない人も多いようですね。

ブルガリブラックとマインインブラックは別物？後継の香水は無い？

ブルガリ「マンインブラック」が「ブラック」の後継の香水という声もあるようですが、どうなのでしょうか？

同じ香りなのか、それとも全く別物なのか気になるところですが、「マンインブラック」は異なる香りです。

ブラックの後継として作られた香水ではありません。

マンインブラックの香りの構成を見てみましょう。

【トップノート】
タバコ、カルダモン、シナモン、ブラックペッパー、ラム

【ミドルノート】
レザー、チューベローズ、アイリス

【ラストノート】
ガイアックウッド、ベンゾイン、トンカビーン

ブルガリ創業130周年を記念したフレグランス「ブルガリ　マン　シリーズ」の第3弾として2014年に発表されたのがこのマンインブラック。

大人の男性の持つ強さや情熱を炎として投影させた香りと言われています。

香調からもわかるとおり、ブラックと共通する要素は確かにありますよね。

マンインブラックはブラックと似たタイプの香水ですが、より力強くスパイシーで官能的。

ブラックの代わりを探している若い世代の男性は、マンインブラックよりも、これから紹介する7つの香水の方が使いやすいかもしれませんね。

マンインブラック以外にも、ブルガリから現在展開中のフレグランスで、ブラックの後継として作られたものはないようです。

 

廃盤となったブルガリブラックに似てる香水7選！

すでに廃盤となっているブルガリブラックを手に入れるのが困難な今、似た香りを探すのもひとつの手。

巷でブルガリブラックに似てると言われる香水を7つ集めてみました。

  1. ジョルジオアルマーニ「コードファム」
  2. バーバリー「ブリット　オードパルファム」
  3. ジバンシィ「パイ」
  4. ティエリーミュグレー「エンジェル」
  5. バーバリー「ロンドンフォーメン」
  6. ボディショップ「ホワイトムスク　オードトワレ」
  7. ディオール「ヒプノティックプワゾン」

それぞれの香りの特徴を見ていきましょう。

似てる香水①ジョルジオアルマーニ｢コード ファム｣

ジョルジオアルマーニの「コードファム」は、既に廃盤となっています。

しかし、まだ販売しているショッピングサイトもあるので、ブルガリブラックと似た香りとしてご紹介したいと思います。

コードファムは2006年に誕生した、中国の花瓶をイメージしたボトルデザインが美しい女性向けフレグランスです。

香りの構成はこのようになっています。

【トップノート】
イタリアンオレンジ、ビターオレンジ、ジャスミン
【ミドルノート】
オレンジフラワー、ジャスミン、ジンジャー
【ラストノート】
ハニー、バニラ、サンダルウッド

イタリアの甘いオレンジと、アフリカの苦いオレンジが絶妙に混ざり合い、豊かなフローラルとともに香り立ちます。

次第にウッディな甘さが穏やかに漂いますが、女性向けとあるだけに、華やかさも感じられる香りです。

コードファムはワールドワイドで廃盤となっているので、じきに並行輸入品も手に入らなくなります。

気になる人は早めに購入すると良いでしょう。

似てる香水②バーバリー｢ブリット オードパルファム｣

バーバリー「ブリット　オードパルファム」は、ブルガリブラックに似てると言われているものの、苦みや渋さはかなり控えめです。

香調はこのようになっています。

【トップノート】
イタリアンライム、アイシーペア、グリーンアーモンド

【ミドルノート】
シュガーアーモンド、ホワイトピオニー

【ラストノート】
アンバー、マホガニー、バニラ、トンカビーン

トップのフレッシュさから、芳醇でまろやか甘さに変化していく過程が楽しめる香りです。

みずみずしさや柔らかさも感じられるので、香水にまだ慣れていない人にも使いやすいでしょう。

また、バーバリーチェックが好きな人にとっては、ボトルデザインも魅力的であり、愛でるだけでも楽しめますよね。

似てる香水③ジバンシィ｢パイ｣

ジバンシィ「パイπ」の香りの構成はこのようになっています。

【トップノート】マンダリン、ガルバナム
【ミドルノート】アンフィニウム
【ラストノート】ベンゾイン、ガイアック

バニラによく似た甘い香りを放つベンゾインは、カラメルのような香ばしさも感じられる樹木です。

ベンゾインは鎮静作用や高いリラックス効果を発揮します。

そこにガイアックウッドが加わることで、「パイ」をまとうと穏やかな甘さに癒されることでしょう。

無限の数を意味する「πパイ」は、終わりなきチャレンジに挑み続ける男性に捧げられた香水と言われています。

力強いコンセプトを持つ香水ですが、繊細な甘さも兼ね備えていることもあり、女性からも支持の高い香りですよ。

似てる香水④ティエリーミュグレー｢エンジェル｣

ボトルデザインが特徴的なティエリーミュグレー「エンジェル」の香調はこちら。

【トップノート】
ベルガモット、メロン、ココナッツ、マンダリンオレンジ、カシス、綿菓子、パイナップル

【ミドルノート】
キャラウェイ、ナツメグ、蜂蜜、アプリコット、ブラックベリー、プラム、オーキッド、ピーチ、ジャスミン、スズラン、ローズ、レッドベリー

【ラストノート】
トンカビーン、バニラ、パチョリ、サンダルウッド、アンバー、ムスク、チョコレート、キャラメル

香水の香調というよりも、まるでお菓子の「レシピ」のようですね！

香水のジャンルである「グルマン系」の意味をご存じですか？

あるいは、グルマン系を好きな人がこの記事にたどり着いたかもしれませんね。

フランス語で「食いしん坊」を意味し、砂糖やバニラ、チョコレートなど甘いお菓子からインスピレーションを得た香りのことを言います。

ティエリーミュグレーの「エンジェル」は、香水史上初のグルマンと言われている、1992年に発表された香水なのです。

しかし、グルマン系の甘さだけでは、ブルガリブラックの代わりとは言えません。

「エンジェル」は甘さの中に、癖のあるパチョリを投入し、ナツメグやキャラウェイのスパイスを効かせることで、全体を引き締めています。

似てる香水⑤バーバリー｢ロンドンフォーメン｣

バーバリーの香水は「ブリット」に続き、「ロンドンフォーメン」もブルガリブラックに似てると言われています。

香調を見てみましょう。

【トップノート】
ベルガモット、ブラックペッパー、ラベンダー、シナモンリーフ
【ミドルノート】
レザー、ミモザ、ポートワイン
【ラストノート】
タバコリーフ、ガイアックウッド、オークモス、オポパナクス

アロマの癒しとスパイスの刺激、そしてウッディな気怠さを併せ持った、遊び心のある大人の香り。

レザーやタバコのタフさや苦みを含んだ甘さが、洗練された英国紳士を彷彿させます。

チェックの布を巻かれた香水ボトルは、クラシカルなバーバリーの伝統とロンドンの持つスタイリッシュでモダンな印象を兼ね備えたデザインです。

似てる香水⑥ボディショップ｢ホワイトムスク オードトワレ｣

ボディショップのロングセラーフレグランス「ホワイトムスク　オードトワレ」の特徴を見ていきましょう。

【トップノート】コットンフラワー
【ミドルノート】ジャスミン、スズラン
【ラストノート】ウッディ、ムスク

構成はとてもシンプルですよね。

洗練されたフローラルにムスクとウッディが加わり、奥行のある香りに仕上げてくれています。

石鹸のような清潔感すら感じられる、まとう人を選ばない香りです。

物足りなさを感じる香水上級者には、ボディショップも推奨しているレイヤリング(他の香りとの重ねづけ)を楽しむのもオススメですよ。

ボディショップは気軽に手に入れられる価格も魅力ですね。

  • 30ml：3,190円
  • 60ml：4,840円

※2024年4月26日時点公式サイト価格

似てる香水⑦ディオール｢ヒプノティックプワゾン｣

ディオール「プワゾンシリーズ」の最高傑作と言われる「ヒプノティックプワゾン」はどんな香りでしょうか？

【トップノート】
ココナッツ、プラム、アプリコット
【ミドルノート】
ジャスミン、チュベローズ、ローズ、ローズウッド、スズラン、キャラウェイ
【ラストノート】
バニラ、アーモンド、サンダルウッド、ムスク

ヒプノティックプワゾンは、前述のティエリーミュグレー「エンジェル」の香りに影響を受けたとされる香水の一つであり、言わずもがな、グルマン系フレグランス。

ブルガリブラックはタバコやレザーをバニラとブレンドさせた男性的な甘さが魅力的な香水です。

それに対して、ヒプノティックプワゾンは妖艶で濃密、ミステリアスで官能的な甘さが強調された女性的な香水と言えるでしょう。

しかし次第にウッディやムスクなどが女性的な甘さに調和され、グルマン系でもったりしたお菓子の甘さだけではない、ほろ苦く滑らかなウッディバニラに変化していくのです。

 

ブルガリブラックが人気だった秘訣！どんな香り？

葉巻

ブルガリブラックはどんな香りの香水なのか見ていきましょう。

【トップノート】
ブラックティー、ベルガモット、ローズ

【ミドルノート】
サンダルウッド、シダー、ジャスミン、ラバー

【ラストノート】
レザー、バニラ、アンバー、ムスク、オークモス

バニラの甘さが主役のようでありながら、甘さだけが主張するのではなく、レザーやウッドとの絶妙なコンビネーションがブラックファンを魅了しているようです。

苦みや煙たさを含んだウッディな甘さが世界中のファンを魅了したと言っても過言ではありません。

ティーやシトラス、フローラルによる爽やかさがアクセントにもなる、さまざまな顔を持ったリッチな香りと言えるでしょう。

女性ウケも良く、性別年齢問わず人気の高い香水の廃盤は残念ですよね。

 

ブルガリブラックはいつごろ廃盤？本物（新品）は海外で手に入る？

日本では廃盤となり手に入れにくくなっているブルガリブラック。

2015年頃には日本国内での販売はすでに終了していたと言われています。

また、海外では購入可能という情報を目にしますが実際はどうなのでしょうか？

ブルガリジャパンからはブラックについて「製造及び販売終了となっており、海外店舗での取り扱いについてはわかりかねます」という回答をいただいています。

ただ、「製造終了」ということは、日本のみならず海外も同様に、在庫限りで販売終了という可能性もありそうですよね。

海外なら新品が容易に手に入る、とは思わない方が良さそうです。

 

まとめ

ブルガリブラックの廃盤について調査してきましたが、いかがでしたでしょうか？

似た香りと言われている7つの香水の中で、気になる物はありましたか？

また、ブルガリから展開中の「マンインブラック」は、「ブラック」の後継アイテムではないことがわかりましたが、香りの系統は似ているので、試してみても良いかもしれませんね。

廃盤理由については、正式な発表がなく不明でした。

製造も終了しているそうなので、再販などは期待できそうにありません。

今回ご紹介してきた7つの香りを、新しい自分を演出する気持ちで試してみてはいかがでしょうか？

新たな香りを模索する時間も楽しいものですよ！

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。