第二子の出産で育休を取っている人の中には、上の子を保育園に預けている人もいますよね。
しかし、「上の子がかわいそう」と言われて落ち込む人も少なくありません。
そもそも育休中に上の子を保育園に預けられるのか知りたい人も多いでしょう。
今回は、育休中に上の子を保育園に預けるのはかわいそうなのかと悩む人に向けて、メリットやデメリットを解説します。
目次
育休中に上の子を保育園に通わせるのはかわいそう?
育休中に上の子を保育園に預けることについて、世間の反応も様々ですよね。
その中で育休中の保育園利用について理解のある人もいれば、「上の子がかわいそう」と言ってくる人もいます。
人によって考え方は様々なのでしょうがないことではありますが、育休中で身体的にも精神的にもダメージが大きいママにとってはストレスになりかねません。
育休中に上の子は保育園に預けられる?
これに関しては結論から言うと住んでいる自治体によります。
筆者の住んでいる自治体では、保育を必要とする理由の欄に育休中も含まれているため、上の子を預ける事が出来ました。
しかし、待機児童が多い保育園激戦区などでは、育休中の保育利用が出来なかったり、乳児は退園になってしまったりする所もあるようです。
第二子出産予定で上の子の保育園問題に悩んでいる人は、一度住んでいる自治体に問い合わせてみると良いでしょう。
育休中の上の子の保育園問題に悩む保護者の声
産休育休中の上の子の保育園預かりに関しても、これまた自治体で大きく違うんだな〜
個人的に新宿区の「夫婦で育休なら家庭保育できるはずだからある程度したら退園」てのがエグいと思った😇
問答無用で退園って自治体のほうが勿論酷いけど…。
男性育休の推進にまだいろいろ追いついてないね。— きゃん☺︎@外資系IT (@Naonao_0202) April 25, 2022
下の子育休中に上の子退園させられる制度やめてほしい。核家族で2人面倒見るの大変だし、親が近くても65まで働いてるし、子供も保育園大好きで退園かわいそうで第二子考えてしまう。保育士の待遇改善すればなりたい人はたくさんいるのでは。#異次元の少子化対策#政府に届け
— マル (@uABLloMpfKDTWdE) January 23, 2023
育休中に上の子を保育園に預けたいと考えている親はたくさんいますが、まだまだ国の政策が追い付いていない現状です。
問題なく上の子を預かってもらえたとしても、周りからの反応が冷たく感じてしまう人も多いようです。
育休中に上の子を預けるための手続き方法は?
育休中に保育園の継続をする場合は、まず住んでいる自治体に申請方法を確認しましょう。
必要な書類や手続き方法、申請期限などを聞いておくと良いですね。
筆者が住んでいる自治体では、以下のような書類が必要でした。
- 教育・保育給付認定兼施設等利用給付認定変更申請・届出書
- 保育が必要な理由書
- 就労証明書(育休明けに復職することを証明する書類)
自治体によって申請方法は様々なので、抜けの無いようしっかりと確認や準備をしておきましょう。
育休中に上の子を預けるメリットやデメリットとは?
育休中に上の子を保育園に預ける事には、メリットやデメリットがあります。
それぞれどのようなものがあるのかを見ていきましょう。
上の子を預けるメリット
上の子を保育園に通わせることは、子どもにとってメリットがたくさんあるのです。
子どもを保育園に通わせ続けることで、子ども自身の生活リズムが安定します。
下の子と一緒に生活するとなると、どうしても赤ちゃん主体のリズムになってしまいがちです。
保育園に通っている方が、毎日生活リズムが崩れる事なく過ごせるでしょう。
また、仲の良い友だちとたくさん遊べる環境にあることで、身体的にも精神的にも発散することが出来ます。
ママも睡眠時間を十分に取れるようになり、親にとっても上の子にとっても保育園継続はメリットが多いです。
上の子を預けるデメリット
メリットはたくさんありますが、残念ながらデメリットも少なからずあります。
ママ目線でのデメリットは、やはり周りからの視線ではないでしょうか。
「育休中なのに上の子を預けて楽で良いな」など、批判を浴びてしまうことがあります。
このことに関してはストレスが溜まってしまうので、あまり気にしないようにしましょう。
上の子目線では、寂しさから保育園拒否を起こしてしまうことです。
「ママは家にいるのに何で保育園に行くの?」と、子どもながらに葛藤を抱えています。
保育園は継続するのであれば、上の子のケアも忘れずにしてあげてくださいね。
産休育休中は子どもとママの両方のケアが大事!
産後のママは赤ちゃんのお世話や夜間授乳で、精神的にも身体的にも疲れている状態です。
そのような時に日中上の子のお世話までしていると、ママは倒れてしまいます。
特にパパや祖父母の協力が得られない場合などは、一人ですべて抱え込むことは不可能なのです。
ママの身体や心の安定のためにも、育休中の保育園利用は必要不可欠と言えるでしょう。
また、育休中は上の子も毎日保育園に通い頑張っています。
お家に帰ってきた時には、たっぷりと上の子との時間を取ってあげられると良いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、育休中に上の子を保育園に通わせるメリットやデメリットを解説しました。
- 子どもの生活リズムが整う
- 友だちと遊ぶことで発散できる
- ママの身体や心の安定に繋がる
- 周りの視線が気になる
- 上の子の寂しい気持ちのケアを大切にする
第二子の出産はとても喜ばしいことですが、上の子のことを考えると悩みが尽きませんよね。
しかし、育休中の保育園継続はママにとっても子どもにとっても必要なものだと筆者は考えます。
ママの心の安定が子どもの心の安定です。
周りの視線や言葉は気にせず、ママも子どもも笑顔で過ごせる方法を選んでくださいね。