第二子以降の出産で育休中に上の子を保育園に預ける人もいますよね。
そのような中、「育休中なのに保育園を利用してずるい」と言われた経験のある人もいるのではないでしょうか?
直接言われないとしても、SNSやネットの掲示板などにそのような声が書いてあるのを目にして落ち込むこともあるでしょう。
今回は、育休中に保育園を利用するのはずるいことなのかを解説します。
育休中の保育園利用の必要性も合わせて説明していきます。
目次
育休中に保育園を利用するのはずるいこと?
育休中の保育園利用は国がしっかりと認めている制度です。
なので、育休中に保育園を利用することは決してずるいことではありません。
育休中の保育園利用は可能?
育休中に保育園を利用できるかどうかについては、自治体によって異なるので注意しましょう。
待機児童が多い地域や保育園激戦区だと継続できない可能性もあります。
継続利用が可能な自治体では、必要な手続きをすれば利用することが出来ます。
手続き方法については各自治体に問い合わせてみてください。
母親の敵は意外な相手だった!
第二子育休中に第一子の認可保育園ってどうなるんかなーと思って「第二子 育休」って検索したら「第二子 育休 ずるい」「育休 保育園 ずるい」っていうワードがサジェストされて闇が深すぎると思った。母の敵は母か。結果、区役所に電話してすぐ正解聞いた。
— よなぱん (おけい)(👦4y)(👶1y7m) (@yonapan) June 25, 2021
育休中に上の子を保育園に預けるのってズルいと思われたり気まずいと思ったりするのか😇
育休中こそ預かって貰うべき!保育園も預かるべき!って思ってた。日中2人保育って辛くない?鬱ならん?
— まめこ👶兄弟👔2y6m+8m (@mame_do30) March 15, 2022
いやいやいやずるいって何なになになに💀💀
赤子を見ながら上の子見るなんて無理ゲーなんですけどぉぉおおお!!!死しか見えないよその状況💀💀💀
うちも保育園預けながらの育休だよ!ぽべちゃんもワイもズルくないよ!— きなこ@インスタで整理収納アドバイザーの仕事をしたい (@kinako_iekakei) February 22, 2021
育休中の保育園について不満を漏らしている人物は、意外にもママ友や親戚など親しい人が多いです。
同じ子どもを持つ親として理解があるのかと思えば、そうではない場合があるようです。
育休中に保育園を利用することがずるいと言われる理由
では、なぜ育休中の保育園利用がずるいと思われてしまうのでしょうか?
ここでは、ずるいと思われてしまう理由を解説します。
専業主婦で保育園の利用が出来ない人がいる
専業主婦で保育園に子どもを預けられない人は、生まれたばかりの子を抱えながら体力満点の上の子の面倒も見なければなりません。
特に幼稚園に通えない0歳~2歳の子どもがいる家庭では二人のお世話で心身共にボロボロになります。
産後でしんどい状況は同じなのに、育休中の人はずるいと感じてしまうのです。
自治体によって育休中に保育園に預けられない場合がある
前述しましたが、自治体によって育休中の保育園利用が出来ないところがあります。
すでに保育園に通っていたとしても、育休退園せざるを得ないという人も。
それにより、預けることが出来る地域の親に対してずるいという感情が出てきてしまうのです。
ですが、この育休退園という制度。
筆者は無くしていかなければならないと感じています。
育休退園の話。そりゃぁ保護者は怒って当然。安心して子供を産めないし、職場復帰も危ういし、対応も説明も雑すぎる。待機児童減らすにしてもその観点で話を進めちゃいかんだろうって思う。こうなると少子化促進運動にしかならないよね。
— あーさん@星読み|四柱推命|数秘術 (@akarui_happano) June 25, 2015
育休退園についてこのような声があります。
育休退園によってその時の待機児童は減るかもしれません。
しかし、育休を終えた後の人が保活で失敗してしまうと、また待機児童を抱えることになります。
そして、保活が大変になるのならと二人目を諦めてしまう人までいるのです。
育休退園は待機児童や少子化の真の原因でもあるのではないかと考えています。
育休中に保育園を利用する必要性とは?
育休中の保育利用はもっと推奨されるべきことです。
その理由について解説していきます。
ママの心身安定のため
産後のママは、新生児のお世話に夜間授乳などで寝不足が続いている状態です。
そのような状態で上の子の相手もするとなると、心身共に疲れて倒れてしまいます。
最悪の場合、育児ノイローゼや鬱になってしまうことも。
子どもにとってママと過ごす時間が大切なのは分かります。
しかし、ママが倒れてしまっては元も子もありません。
ママが元気でいることによって、子どもも安心して過ごせるのです。
退園してしてしまうと同じ保育園に戻りづらいため
一度保育園を退園してしまうと、慣れ親しんだ保育園に再度入園することはとても難しいです。
もし復職時に別の保育園に入れたとしても、子どもにとってもママにとっても新しい環境になるためストレスを感じてしまいます。
退園せずに慣れた環境に居続けることができるというのは良いことですよね。
子どものストレスを軽減させるため
育休中にもし保育園を退園してしまったら、子どもは仲の良い友だちと別れなくてはなりません。
また、ママとずっと一緒に過ごせる環境であっても、赤ちゃんと共にに生活するとなると生活リズムが崩れてしまいます。
ママは赤ちゃんのお世話で忙しく、上の子の相手もろくに出来ない状況になってしまうことも。
結局上の子は寂しい思いをすることになり、かわいそうな結果となってしまいます。
そうならないためにも、保育園に通えるのであれば利用する方が良いでしょう。
ママの自分の時間を作るため
どのような人であっても、自分の時間を作ることは大切なことですよね。
これは育休中のママも同じです。
趣味の時間を楽しむことによってママの心も安定します。
それにより、気持ちにゆとりを持って上の子と関わることができるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、育休中に保育園を利用するのはずるいことなのかを解説しました。
育休中に保育園を利用すべき理由をまとめておきます。
- ママの心身安定のため
- 退園してしまうと同じ保育園に戻りづらいため
- 子どものストレスを軽減させるため
- ママの自分の時間を作るため
育休中に保育園に上の子を預けていると、どうしても周りの声や視線が気になりますよね。
しかし、育休中に保育園に預けることはずるいことではないので気にしないことが一番です。
ママも子どもも安心して過ごせるように、育休中の保育園利用について理解が深まれば良いですね。