みなさんは、香水を普段使いしていますか。
近頃では、香りを楽しんできている人が増えている反面、「香害」という言葉もちらほら聞くようになってきました。
外出先で、「この人、香水つけすぎだ!」と思ったことはありませんか。
もしかしたらあなたも同じように思われているかもしれません。
でも、香水をつけすぎているかはどうチェックすればいいのでしょうか。
そこで、この記事では、香水のつけすぎチェック方法について解説していきます。
香水つけすぎチェック5選!1つでも当てはまれば要注意!
「香害」とはその字の通り「香水による害」です。
それは、いい香りというよりキツイにおいに感じるレベルのものです。
せっかくの香りなのに、実は周りの人が迷惑に感じているとしたら、残念ですよね。
自分や周りの人にとっての心地よい香りであるためには、ほどよい強さの香りかどうかが大切です。
それでは早速ですが、香水をつけすぎていないかチェックする方法5選を紹介します。
- 3プッシュ以上つける
- 3時間以内に1回以上つけ直す
- 常に自分から香水の匂いがする
- 職場や自宅、TPO関係なく好きな香水をつける
- これまでより香水が香りにくくなった
上記のどれか1つでも当てはまれば、あなたは「香水キツっ!」と思われている可能性があります。
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
香水つけすぎチェック①3プッシュ以上つける
実際に香水をつけるときに何プッシュしていますか。
3プッシュ以上つけている場合、周りにはかなりキツイにおいに感じているでしょう。
ということで、3プッシュ以上つけていたら要注意です!
基本的には、2プッシュ以内で十分なのです。
しかもつける場所は下半身の両足に2プッシュで大丈夫です。
場所は膝裏がおすすめです。
動いているときにふわっと香るくらいでちょうどいいと思っていいですね。
全身包まれてしまうくらいの香り方だと、もうあなた自身の本来の香りが隠れてしまいます。
自分の香り+香水となるようにするのがおすすめ。
香水つけすぎチェック②3時間以内に1回以上つけ直す
もしも3時間以内に1回以上つけ直していたら、ズバリつけすぎでしょう!
朝につけるだけで十分です。
朝に強く香り、どんどん香りが消えていきますがそれで自然なのです。
つけすぎる理由としては、香りをつけ直すのがすっかりくせになっている可能性もあります。
または、必要以上に汗の香りなどを気にしすぎて、不安症になっていることも。
もう、香水の香りを感じられないと不安になってしまっているようでは要注意ですね。
その場合には思い切って、香りを外出先に持って行かないようにしてみましょう。
強すぎる香水の匂いもクサイと思われてしまうのですから。
香水つけすぎチェック③常に自分から香水の匂いがする
朝につけたときにはもちろん、自分でも香りを感じると思います。
ですが、その後も常に自分から香水の匂いが感じられるようであれば、それはつけすぎの可能性が高いです。
自分でも匂いがわかるということは、周りの人もしっかり感じているでしょう。
気がついたら、自分ではもう香りがわからないくらいの、はかない感じがちょうどよいのです。
強すぎる香水は、自分の嗅覚もゆがめていきますが、何より周りの人はかなりつらいと思います。
例えば、満員の電車の中で移動もできない状態の場合、周りの人はあなたの匂いに酔っていることもあるでしょう。
香水つけすぎチェック④職場や自宅、TPO関係なく好きな香水をつける
あなたは毎日どのような環境で過ごしていますか。
学校に行っているでしょうか、それとも仕事をしているでしょうか。
外出しているでしょうか、自宅にいるでしょうか。
開けた場所にいる場合と閉じた空間にいる場合では、香りを感じる度合いも違ってきますね。
ということは、TPO関係なく好きな香水を好きなようにつけていると、周りの人からはちょっと不快に思われてしまっているときもあるということですね。
例えば、食事の席にそぐわない強い香りをまとっている人の近くにいたら、匂いが気になって美味しく食べられないですよね。
香水つけすぎチェック⑤これまでより香水が香りにくくなった
以前と同じように香水をつけているのに、これまでより香水が香りにくくなったと思った場合は注意が必要です。
香水をつけすぎた状態でずっと過ごしていると、鼻が利かなくなっている可能性があります。
鼻が悪くなっているということは、自分の香りも鈍感になっているということなのです。
このような場合には、一度香水をやめて鼻を休ませて回復させることをおすすめします。
あらゆる匂いに鈍感になるということはあまりいいことではありませんよね。
美味しい食事も味わいづらくなってしまいます。
香水をつけすぎていないかの判断基準は?
それでは、次に香水をつけすぎていないかどうかの判断基準をまとめていきたいと思います。
香水はあくまで自分も周りの人も「いい香りだな」と思える強さにとどめる方がいいでしょう。
なぜなら、それこそが期待する効果ですよね。
誰しも「香水くさい!」と思われたいわけではないですから。
それには、つけすぎないように「ほどよい香り」になるように調整しなければなりません。
自分がいいと思っていても、周りはどう思っているのかそのあたりに気を付けて使っていきたいところですよね。
香水つけすぎ判断基準①つける量
つける量は前述したように、2プッシュ以下にとどめるようにしましょう。
場合によっては1プッシュでもいいくらいです。
とはいってもその香水の特徴にもよります。
さっぱりした香りなのか、濃い感じの香りなのかによって、またつける量も調整したらよいですね。
私も香水は好きでつけていましたが、2プッシュでも香りがつよいなと言われることもありました。
自分は好きな香りで気になりませんでしたが、思えばその香りが周りの人の好みではないということもありえますね。
言われてみればそれぞれ好きな香りが違うというのはあたりまえのことですね。
香水つけすぎ判断基準②つける頻度
つける頻度は朝に一回で充分ではないかと思います。
または、どうしてもちょっと香りを足したいと思うのであれば、昼食後に一度香りを足すのはどうでしょうか。
やり方は体に直接つけるのではなく、空間にスプレーをしてその場所を通るという方法だとより間接的に香ります。
足元を狙うとより直接的に香らないのでおすすめです。
それ以上に香りを足しすぎるとかえって、香りが「きつすぎる匂い」よりになっていってしまいます。
一日一回。
どうしても足したければ、せめて二回くらいで十分でしょう。
もちろん、夜のお出かけ予定があれば別の話ですが。
香水つけすぎ判断基準③つける場所
香水を体のどこにつけるかはTPOにあわせて選んでいきたいですね。
オフィスや学校など公的な場面で人に囲まれているような場所では、ほんのりかおる程度にとどめたいですね。
この場合は、膝裏や足首などの下半身に1~2プッシュでいいでしょうね。
一方で、広い場所に行くようなときなど、少し強めに香らせたいときもありますね。
その場合には、手首に一度つけた香水を耳の後ろに押し当てると強めに香りを感じることができます。
香水は汗のにおいを抑えるデオドラント効果はないので、汗をかきやすい場所は避けてつけるとよいですね。
香水つけすぎ判断基準④つける時間帯・タイミング
香水はつける時間帯やタイミングに気をつけると、一番効果的に使うことができます。
素敵に香らせたいタイミングの30分から1時間前に使うのがいいとされています。
香水は3段階で香りが変化すると言われています。
トップノート、ミドルノート、ラストノートと変化していきます。
このうち、ミドルノートに変化をするのがつけてから30分から1時間後なのです。
トップノートの香水のアルコール分がとんで本来の狙った香りになるのがミドルノートになります。
大事な場面がミドルノートのタイミングに合うように逆算してつけていきましょう。
香水をつけすぎたときの対処法は?
では、あきらかに香水をつけすぎてしまった場合の対処法をみていきましょう。
まずは、水洗いをするといいでしょう。石鹸があれば石鹸を、温水があるなら温水がさらに効果的です。
これが、手首や足首など洗いやすい部分の場合になります。
次に、膝の裏や体の中心部分に近い場所につけすぎてしまった場合です。
水洗いしづらい場所は、ウエットティッシュなど拭くとよいでしょう。
汗拭きシートでもかまいません。
濡れたものやアルコール成分が入っているシートでふき取ってみましょう。
香りはやわらぎますよ。
まとめ
ここまで、香水つけすぎチェック方法とその判断基準、そして香りをマシにする対処法をみてきました。
いかがでしたでしょうか。
香水は本来「いい香りを香らせる」ためにつけますよね。
ということで周りの人への影響も十分に考えて、ほどよい強さで使いたいところです。
ぜひ、この香水つけすぎチェックを試してみてください。
そして、自分だけでなく周りの人にも心地よいレベルの素敵な香りをまとってくださいね。